「ELCAN SPECTER DR」のレティクル調整
こんにちはパカ山です。
昨日ELCAN SPECTER DRのレティクルを調整しました。
このスコープです。
2021年頃に買って、お座敷用のVFC SCAR MK17(ガスブロ)に乗せていたのですが、レプなので倍率を変えるとレティクルが斜め上に逃げます。これを改善するには分解が必須で、ほんと億劫なんですよね。
で、何か回してみたら外れちゃったw ウィンデージダイヤルはそのままでやってみます。
エレベーションダイヤルを回しきって、さらにイモネジを外すとダイヤル部分が外れました。
するとマウント部分は90度近く上がりましたので、これくらい上がれば調整くらいは出来そうです。鏡胴下部のエレベーションダイヤルが嵌っていた場所はただの丸い窪みで、内部には繋がっていません。
このダイヤルは三層構造で、一番上は前後にスライドし、あとイモネジ固定なので鏡胴は上に上がりながらお辞儀します。 ダイヤルは直進運動ですが鏡胴は回転運動ですからね。
ちなみにウィンデージはベース内の円柱を調整ネジが貫通しているので、この円柱が回転して鏡胴の首フリ運動に追従します。エレベーションダイヤルの前後スライドはここでも役に立ってますね。
では調整です。レバーと底蓋を外して、本体をテーピングしてバイスに乗せました。締め込むのではなく、バイスで作った窪みにはまりこんでるだけのイメージです。
このゴムみたいなので止まってる下側の矢印が、等倍の時のレティクルを左右に調整するネジで、上側の矢印がレティクルの上下を調整、、、調整というか直接レンズを前後させて固定するんでしょ、これ?(面倒なので今回はやりません)
ゴムみたいなのをはがしたらネジが出てくるので、バイスごと脚立に乗せて窓際に行きました。
そんでレバーを仮組みして、スコープを覗きながらパララックスフリーになる距離の目標を探して(自分は120m先の看板)、スコープを覗いたままレバーをガチャガチャしつつネジをくりくりしたらレティクルが揃いました。
つってもネジはレバーのガチャガチャでもズレるので(レンズが当たるので当然)、等倍で合わせたらそのままネジを固めてしまって一日放置し、翌日に確認しました。完璧でした。上下は一目盛り半くらいズレますが等倍なので気にならないです。
組み立てて完成。SCAR-H最高です!
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