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2006年12月22日 (金)

初めての遠乗り

多少なりとも運転に慣れた私は妻をドライブに誘いました。

夕方には娘のお迎えや母の見舞いがあるので準備完了が何時になるかで行動半径が決まります。結局昼からの出発となり目的地は浜松市のイオン(ジャスコ)になりました。

国道一号線を一路東へ。途中からバイパスに変わるので殆ど高速です。

時速80キロの巡航。後部座席の0歳の長男は瞬時に寝てしまいました。

上がり気味のバッテリーのチャージを優先したので長男のイビキがBGM。

妻は娘の話を始めました。

「昨日ね、Sちゃん(娘)に『おかぁちゃんお家が欲しいの』って言ったらね、『Sちゃんまだ子供だもんでお金ないから大人になったら買ってあげる』だって。・・・そんでね、『おかぁちゃんアイスクリーム食べたくなった』って言ったらね、『Sちゃんお金持ってないからおかぁさんが買って下さい』だって、可笑しいらぁ」

最初はかなり違和感を感じていた三河弁も今では全く気になりません。そして娘は三河弁しか知りません。

変化の無い道をひた走ると遠州灘が見えてきます。素敵です。

「窓から漁港が見える」家で育った私は海が大好きで、妻と初めてバイクで二人乗りした時も港へ行きましたし、初めて二人で旅行した場所も外房の犬吠崎でしたし、そんな海好きを妻も承知してくれています。関東では銚子、九十九里、白子海岸、安房勝浦、館山、千葉港、富津岬、お台場等々。海外ではグァム(のみ)。愛知では蒲郡や渥美半島のそこいら辺あっちこっちに行ってみました。

しかし私にとっての「海」とはどちらかというと砂浜の美しい海岸線ではなく、油が浮いてるようなコンクリートで固められた港です。赤錆びた漁船やFRP船がゴムタイヤ等でクッションを作って接岸し、波が来るたびに「キュッキュッ」と不快な音を立て、ノラ猫がそこかしこで子作りし、捨てられた魚のにおいが鼻をつく。そんな港に懐かしさを覚えます。・・・変ですか?

更に左には浜名湖。目的地は目前です。

何とか無事にバイパスを降りて大きな橋を渡りきると巨大な店舗が見えてきました。

ビックリです。有楽町のそごう(古っ!)の何倍の面積でしょうか。どこから入ればいいのか分からないので適当にパーキングを目指したら4階までスロープを上がりました。千葉そごうのコリドーパーキングは18階位ありましたけど、スロープを一度バイクで昇り降りしてみたかったなぁと変なことを思い出しました(勿論禁止です)。

パーキングからエスカレーターを降りると幸運にもおもちゃ売り場でした。凄いです。見渡す限りおもちゃの山が続いており、並みの保育園の敷地面積を超えてるのではないでしょうか。併設されたゲームセンターの奥にはメリーゴーランドも回っています。天井が高く、贅沢な吹き抜けがあり、最早ここで揃わない物は何も無いだろうと思えるほどの売り場面積があり、まるで夢の空間です。も一つ嬉しいのが喫煙場所で、各階に喫煙ブースと灰皿つきのオープンテラスがあり虐げられている感じを受けません。妻も「Sちゃんも連れて来たかったね」と興奮げでした。

しかし時間は少ないので、クレーンゲームを一回ずつやったらレストランへ向かい、新宿紀伊国屋書店の地下を思い出しながら「とんかつの和幸」でランチにしました。食べ終わると私は喫煙、妻はアイスで締め、名残惜しいけど帰る時間です。

帰りも全く同じ道を通りました。海を見れて良かった。沢山充電できました。

妻は「今度は名古屋だね」と気楽に言ってきます。

「今度は東名か・・・」

ムリせず少しずつ運転に慣れたいです。

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