ちょっと脱線
電電公社の提供でやってた科学番組なんですけど、おいら「モグタン」よりも「ミーム」派なんです。
←こんな感じの奴だったかしら。髪の毛が触手の様になっていて器用に物を掴むんですよ。・・・ってか、こんなに不気味じゃないよね!もっと可愛らしくて、でも幸薄そうなキャラクターでした。
・・・・それで何が言いたいのかというと、
この番組の監修をされていた方は糸川英夫博士なのですよ。
・・・・あ、知ってました? (意外と有名ですもんね)
そう、小山技師とともに、九七戦、隼、鍾馗、疾風の設計をされた方です。
特に糸川技師の発案である鍾馗の蝶型フラップは、隼、疾風にもフィードバックされました(・・・けど、鍾馗自体にはあまり意味をなさなかったそうで・・・・)。
糸川博士のインタビューで構成された陸軍機の特集ビデオを持っていますが、制作側は当然「隼」の話を中心にしたいのが見え見えなのに、博士は「鍾馗」の方に愛情たっぷりなのですよ。
「着陸で脚が折れる飛行機は要らないって言われてねぇ。」
「(ドイツ機の)翼面荷重が(鍾馗と)同じ位だと聞いて『やった』と思ったよ」
「いい飛行機だと思ったんだけどねぇ」等々。
技術者にとって飛行機は我が子の様なものなのでしょうね。
しかしそれらは兵器なので、血みどろの歴史を刻みました。
ミームのDVD化を求めてやみません。
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