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2008年8月 3日 (日)

APSカップ参加 その1

それはAPSカップ本選の二日前の事。日増しに集弾が悪化するHK33Kに業を煮やした私は、ホップチャンバーユニットを丸々○イの物に交換しようかと本気で考えていた。
それ位当たらないのだ。しかもますます酷くなる。HK33Kでの出場を決めた時点からそれ相応の苦労があることは覚悟していたが、ここまで悪化してしまうと私の技術ではダメなのかと弱気になってしまう。

実はフロント周りのカスタムが完成した2週間前の時点で、私のHK33Kの集弾は10mで約20~25mmをクリアしていた。バイポッド射撃ならブルズアイターゲットに5発50点(3×)に纏まるまでに至っていたのである。しかし前述の如く多発する給弾不良により5発撃つのに7~8回はコッキングする有様で、そのため本選までの残り僅かな時間は多弾マグの作成等に忙殺されていた。

そしてその多弾マグが完成し、いよいよ立射の練習を始めたところで、全く予想だにしなかった極めて重大な問題が発生した。

当たらないのである。

いや正確には最初は当たった。
屋外で達人くんを次々に血祭りに上げ、更に倒れた達人くんの足に当てまくった。
私は大いに満足し、残すは無風でのゼロインのみ(勿論練習が一番だけど)とほくそえんだものである。

かくて813Sさんの協力のもと、無風でのゼロインを始めた。
的撃ちしながら散布界の中心を探っていると・・・・・、探っていると・・・・・、探っているんだけど・・・・・心なしか散布界が広がっていくのは気のせい?
上下のバラつきが撃つ度に記録更新していく感じである。自作したホップレバーのガタであろうか?

その後数日に渡って悪あがきをしたものの全て空振り。むしろ悪化。
そして競技二日前になって冒頭の考えに至ったのである。一日で大改造を行わなければならない。徹夜必至の状況に違いない・・・ってか本番までに終わるのか?

試射から帰宅後早速分解してみる。そういえば純正ホップパッキンの材質とか仕上げはどうなのよと思った。バレルからパッキンを外して裏返してみると・・・・、裏返してみると・・・・・、裏返してみると・・・・・?

破けてんじゃん、パッキン!

多分PDIのバレルのホップ窓のエッジにやられ、日増しに傷が広がり、遂に穴が貫通したのだろうか?突起の前面は左右に完全に裂け、更にコの字に切れそうな感じに深い筋が刻まれていた。

原因が分かれば何とかなる・・・・かも?
ホップパッキンを上下逆さにしてリカバリ終了。明日が最後の試射だけど何とか間に合ったなと、額の汗を拭いホッと胸をなでおろした。
徹夜作業が回避できて良かったなぁと心に萌えを注入するためにマクロスFをリアルタイムで鑑賞した。実は夜更かしが大好きなパカ山なのであった。

結局練習は殆ど出来なかったのでムーバーは全滅だろうけどブルズアイとプレートで頑張ろうと思った。うん、そうしよう、そうしよう。パカ山は集弾が命だもんね。
晴れ晴れとした気持ちでその夜は床に就いた。

翌日は競技前日。最後の試射である。

「照準がいちいち狂ってる!」

「当たらない、バルカンの銃身がずれているのか?」

とうとう標的の台紙からもはみ出す有様になってしまった(滝汗
○イの電動ガンの箱出しにも劣るだろう。

試射場を提供して下さった813Sさんも連日汗だくで付き合って下さいました。
試射用のグラマスはゲーム仲間が寄付して下さいました。
その98年とか16年とか書いてあるグラマスを今の私は浪費しているに過ぎない!
神様、ボクは何か天に唾する行為を行ったのでせうか。

帰宅後食事もそこそこに検証作業を開始した。

この夜が明けたら、私は東京へ旅立つのだなぁ・・・・。
バラバラのHK33Kを調整しながら時計を見ると日付が既に変わっている。
夏休み最後の日の小学生じゃあるまいし。
ベランダに10m試射場を作りそこで試射をしながら銃の調整を続けた。
蚊は0型の血液を好むそうだ。私は虫のメスには好かれるらしい。

ふと気付いた。バイポッド射撃よりも座射の方が集弾が良いのである。
もしかしてバレルがよれてる?
もうそこしか考えられない。フロント周りを調べてみる。

ビンゴ!

フロント周りの調整がズレて、アウターバレルの精度不足の影響が逃げていない。
完璧な調整は時間的に無理だが悪影響を極小する事は残りの時間でも出来る。とにかく急いで加工するしかない。

Photo左の写真が加工後の試射(座射)である。
満足出来る数値ではないものの漸く元のレベルに近くなった。狙点のズレは風の影響もあるので、或いは無風ではもう少し纏まるかもしれない(あくまで『かも』ね)。

時間は午前3時45分。出発の準備を慌しく終えるとシャワーを浴び、早めの朝食を摂り、朝5時30分に家を出た。

まさにギリギリであった。

 
 

ところで今回の競技では今までと全く違う事が一つだけある。
それは菰田さんと一緒ではない事である。私は実は寂しがり屋なのである。

銃に爆弾を抱えている状態でもあるのでフロント周りをぶつけたりしない様に細心の注意を払いながら駅までの道を歩いた。

「1点でも多く取りたい!」

これまでの努力や周囲から頂いた沢山の協力や激励を思うと身が引き締まる思いだった。

 

つづく!

 

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コメント

連日の試射→問題点発見→改良→試射・・・という泥沼の様なヘビーローテーション、ホントお疲れ様でした。
そして、まさに明日2学期始業式状態な小学生の悪あがきにも似たラストスパート、かなりイカしてましたよ。
そんな最中、息抜きで見てもらった私のSR16の方が集弾が良くなっていくのが、心苦しくも素直に嬉しかったりもしました。(達人君での要人救出作戦ゲーム、オモロ~でした)

投稿: 813S | 2008年8月 4日 (月) 00時17分

パカ山同心 心得の条

我が身我が命我が物と思わず(んな訳ないw
命中道の儀、あくまで陰にて己の技能を駆使、ユーザーの要望、己の至福いかにても果すべし

なお
 
死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし


パカ山同心

それは、命中精度向上に命を預け
人知れず精度アップの為歩かねばならぬ宿命を自らに求めた者達である。

極悪非道のへタレ精度、設計を憎み(てか逆に楽しみ?w、
過酷な法の冷たさに泣くサバゲウイルス感染者をある時は助け、励まし、またある時は影のように支える男達??
だが、身をやつし、手を変え品を変え敢然と悪に挑む彼らに、最高という文字はない。


パカ山同人(ちがっ!
 
パカ山同心 パカやんま小弥太

同じく、四十路十蔵! 渋w (エ !チガウッテ??

同じく、全国の女子高生の皆さんwハアハア

コメントになってませんね~TーT

もうすぐ夏期休暇でなんとか元気が出てきた四十路でした。

投稿: | 2008年8月 4日 (月) 09時30分

パカ山さん、準備期間が短すぎでしたね。
この事を踏まえて、来年に生かしましょう。
来年こそは・・・

投稿: 弐の槍 | 2008年8月 4日 (月) 13時39分

813Sさん、本当にお世話になりました。
次第に集弾が悪くなる私のHK33Kと違って、弄れば弄るだけ結果が出るSR-15が羨ましかったです。
次のゲームが楽しみですね。
では次回は戦場にてお会いしましょう。
 
 
 
四十路さん、めちゃ懐かしいです。音楽も最高にカコイイし、サントラとかないんでしょうかね。
競技結果は「その2」でアップしました。玉砕してすいません。
来年こそは! 
 
 
 
弐の槍さん、まさにその通りですね。来年こそは頑張ります!
イチロク系ならばある程度不具合の原因の予測も出来るんですが、新しい銃だと何が原因なのかその検証に手間取りました。
しかし難しい銃を弄るとスキルアップになりますね。多少引き出しが増えた実感があります。

投稿: パカ山 | 2008年8月 4日 (月) 16時35分

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