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2008年8月28日 (木)

キリ番

100000hitブログに頂いたコメントにレスを付けようと思って開いたら、自分でキリ番を踏んじまいました(滝汗

本当につまらない男で皆さんすいません。

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2008年8月27日 (水)

SR-2 その2

いじり放題なSR-2のこの形。
何かやっぱり外装もいじりたくなるのが人情ってなモンで、パソコンで遊びます。

Sr2jpg800 一番上はノーマルです。
一番下がちょっとお気に入りなんですけど、おいらってセンスないなぁーと・・・。

頑張ればこんな銃になりますか?→「あみあみ」にリンク

なりませんか、そうですか。

まぁボチボチ逝ってみます。

 

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2008年8月21日 (木)

APS SR-2

Sr2800買っちまいました・・・・・汗。

というわけでAPS系ライフルで記念撮影。
アレレ、トリガー付け忘れ。

さてこの鉄砲、コワイくらいに安っぽいです。実際安いんですけど。
同社のCA870チャージャーからグリップ及びトリガーガード部、更にストック本体までをまんま流用し、シリンダーはエンドボス部分以外はAPS-2と同じ。アウターバレル及びチャンバーはTYPE96用の部品をネジ切り等の加工工程を大胆に減らした上で装着(圧入)し、ダメ押しで金属部品を極限まで無くした(マウントレールまでプラ製)、ある意味軽量化と省力生産への執念を感じる製品です。

しかし見た目の安さは置いといて、実際構えてみると、引きやすいトリガーやピストルグリップ、そして何と言っても低いストックがおいらの体格にマッチします。
APS-2の個人的なマイナスポイントがSR-2では全て改善されている感じです。
見た目も個人的にはそんなに嫌いではないです。大好きにはなれないと思いますがw

 

Sr2_1 受け取った瞬間に試射し、その5分後には分解開始w
この安っぽさは見事ですね。
ハンドガードはプラの塊。プラレシーバーも肉厚でプラにしては強度ありそう。

 

Sr2_2
セットピンはココ(矢印)です。棒を突っ込んで下げます。
下の赤丸はトリガーの可動軸で、トリガーの真上にあるためおいらにとってはガク引きしにくくて良いです。

 

Sr2_3 シリンダー撤去。

 

Sr2_4 分解の一番の難所・・・・ってか普通は分解不能(?)なのがアウターバレルです。
単なる圧入ですのでプラハンマーで叩いて抜きました。
コツはマウントレールを付けたままレシーバーの上下を交互に殴る事です。
アウター基部には位置出しの切り欠きが一個あるのみです。

 

Sr2_5 マズルキャップ・・・・。
圧入です(滝汗
サイレンサーとかトレーサーとか、そんなものを一切寄せ付けない設計と言う事ですね?
しかしそれより何よりチャンバーを抜くのが大変困難です。
マズルキャップなりアウターバレルなりを抜く必要があるんですが、アウターは前述の如く抜けず、マズルキャップ抜くにはインナーバレルでマズルキャップを押し出す様にチャンバーを殴る必要があります。レシーバーはアウターと芯ズレしてるのでその段差の為にアウターを抜かない限り後ろからチャンバーは取り出せません。これにはかなり萎えました。フロント位ネジは切っておくべきじゃないんでしょうか。

 

Sr2_6 アウターとハンドガードを固定するバンド部内部には細いOリングが内蔵されています。誤差を逃がす為のクレバーな設計ですね。

 

Sr2_8 その反面インナーバレルにはこんなブレ止めが付いています。
こういうのが付いてるとフライヤーが出やすくなると思うのですがどうでしょうか。

 

Sr2_7_2 チャンバーです。
TYPE96の部品になる途中の物みたいw
ノンホップなので内部にタップ切って終わりです。
それと外周を少し削って偏芯を減らした様な跡があります。

 

Sr2_9アルミ鋳物のシリンダーヘッド・・・・滝汗。
先端内部の面取りは後加工ですがやり過ぎかも。保弾位置が下がります。

 

Sr2_10 ここからはTYPE96との比較です。
下がSR-2です。チャンバーの位置が違いますのでインナーバレル長も違います。

 

Sr2_11 各々の加工状況です。
SR-2は切り欠き一つと穴三つのみです。考えてみれば確かに四角にカットする必要もないですね。

 

Sr2_12 チャンバー比較w

 

Sr2_13 その2w
(あ、ナット入れ忘れっす)

 

Sr2_14 その3w

 

Sr2_15 今日の実験コーナー!
SR-2アウターにTYPE96のチャンバーとバレルは使えるのでしょうか?
アウターにはピッタリですよ、それもホップの調整穴まであるじゃないですか!

 

Sr2_16 ハンドガードにもホップ調整穴が開いてますぜ!
いっそ可変ホップで売れば良いのにって思ってしまいます。この銃の軽さはサバゲ向きだと思いますので。
ここまで設計しといてノンホップにしたのは何故でしょうか?ボキは子供だからわかんないや。

 

Sr2_17 でもバレル長は違うんで50mm程カットしないと収まりません。ポン付けとは行かないですね。

 

というわけで纏めますと、
①マズルキャップがネジ込みじゃないのにかなり萎えます。
②安っぽいです。
③でも撃ちやすいです。しかも実際の軽さ以上に軽く感じます。
④サバゲで使うには最低限ホップチャンバーとマウントレール(ノーマルはプラ&前傾)を何とかしないといけません。
・・・という感じでしょうか。

思っていたより遥かに撃ちやすく、想像以上に安い作りの銃でした。

 

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2008年8月18日 (月)

バレルを曲げないと伝ふ事

集弾性もあるレベルを超えてくると、当たる当たらないのほぼ9割がバレルの「組み」に依存すると思っています。勿論どこまで求めるのかそのレベルにも寄りますが。

穴があったら思わず覗いてしまうパカ山は、他人の銃をいじる時やアウターバレルを購入する時は出来るだけバレルの穴を覗いて真っ直ぐであるか確認しています。
そして残念な事に大陸製のアウターは穴が曲がっている事が非常に多いです。

先日某大陸製の新品アウターバレル(M16フルサイズ展示品)を3本覗かせて貰った所、実用上問題ないと判断できたものはその内の1本のみでした。

その確率1/3!

アウターバレルは通販では買えないなと強く思いました。

 

アウターバレルが曲がっているとインナーバレルも曲がってしまいます。しかし不可逆的なレベルではなく、アウターから抜いてしまうとインナーは元の通り真っ直ぐです。

そんな時にはアウターにインナーをどこまで挿入したら曲がり始めるかを測定して使用可能なインナーの長さを決めています。大陸製のM16フルサイズのアウターでの場合は内径がややルーズな事もあり、363mm程度のインナーバレルなら曲がらずに済んだ例があります。その個体では500mmの05バレルから363mmのTNバレルに変更すると集弾性が大幅に改善しました。

長いインナーバレルを使うためには精度の高いアウターバレルを使った方が良い様です。
そしてそれって実は難しい事です。

「良い様です」と言うのは例外があるからだったりします。強度不足のアウターバレルの内径をルーズにしてセミの集弾を上げたロングバレルの銃の例があります。・・・・・M14です。ルーズなので当然フルでは振動で散りやすいのですが・・・。

M14のあの長いノーマルのアウターバレルは重力でしなります。しなった場合どうなるか。アウターバレルとインナーバレルの接触する場所がチャンバー側に接近するって分かりますか?
つまりチャンバーないしインナーバレルの根元上部(チャンバーが上向きに力を受けているため)とマズル側やや手前の2点でアウターバレルに保持される訳です。

真鍮のインナーバレルは500mmもの長さがあると自重でもたわむのですが、その保持する点の間隔を短くすればたわみの解消に有利です。またついでに言いますと真鍮バレルの外形を細くした場合は自重が減るのでたわみにくい様です。これはアルミバレルにも言える事で、強度と自重のバランスは調べていくと面白いです。

 

ところでBB弾がフローティングする状態ってどう考えますか。
色々データはあるのですが面倒なので書きません。シリンダー容量分のエアが圧縮されてそして膨張して、その「流れ」の中でBB弾が加速しますが、すぐに今度はインナーバレル内に満たされた1気圧の空気とのせめぎあいが起こったりして、BB弾の周囲の流速は一気に落ちてしまうみたいですね。
もう一つ言うと、インナーバレルの内部のエアには粘性による中心と周辺の流速差がありますよね。接触はしなくても接触と同様の事が起こるのなら接触してるのと一緒と考えて私はカスタムしています。

・・・・ま、それは置いといて、要はバレル曲げたら全てオシマイって事です。

 

もし当たらなくて困っている銃があったらアウターはそのままでインナーバレルを200mm以下まで短くしてみて下さい。インナーバレル先端外周にテーピングなどせず、ただ差し込んだだけで。セミの集弾は凄く変わるはずです(アウターがメチャ長い場合はシリンダー容量はちょい多めにね)。

そこからインナーバレルを長くしていく場合、そして先端をテーピング等で固定する場合は、アウターバレルの精度にも寄りますが、職人並の組み込み技術が必要になっていきます。

最後に私のVSRは初期ロット箱出しアルミバレルのままの状態(プラグ撤去、部品交換なし)でインナーバレルの芯出しのみで屋外22m47mmのグルーピングがベストでした。
現在はTNバレルを使用しチャンバー先端からインナーバレル先端までの芯の固定誤差を5/100mm以下まで追い込んであり、同じく20m屋外微風で50mm以下の集弾です。
ただ難点はこの精度を維持するためには、組み込み時に旋盤とダイヤルゲージを使用しないといけません。人間の感覚のみの手作業ではこの精度はムリです(先日手組みしたので今は少し狂ってるみたい。また芯出ししなきゃ)。

 

こだわり過ぎでしょうか?最近の私はバレルを覗くとどれも微妙に曲がってる様に見えてしまいます。この間なんか自分のティムポまで曲がって見えちゃいました(笑

 

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2008年8月14日 (木)

AKをいじる

昨日がおいらの誕生日でした。

そんでおととい完成した銃をようやく本日試射してみました。

Photo ここは普段の試射場所です。赤い缶(4リッター)を撃ちます。ちなみに距離は45mです。
写真が斜めになってるのは長男(2歳)が撮影したからです(笑

 

Photo_2 これが的です。
左から「あたらないと死刑だからくん」と「これはムリっしょくん」と「ヘッドショットくん」です。

 

Ak 今回撃つ銃はこちら。
AKです。「φノズルAK」の試作及び作動確認のために当方からお願いしてお借りした銃で、そのお礼にフルチューンしてお返しします。
フルチューンとは言ってもチャンバー周りは全てノーマルです。改良点は、ノーマルバレルをちょいといじって手製多段膨張バレル(200mm)にした事と(銅箔テープ等は貼っていません)、ノーマルシリンダーをワープ風に加工した事と、スプリングをアングスのMにした事と、アウターバレルの固定を確実にし、インナーバレルが曲がらないように注意して組んだ事です。

この銃の所有者さんはメチャ戦闘力の高い方です。おいらも何度狩られたか分かりません。そうこの銃の銃口はおいらに向けられるのです(笑
ちなみに初速は0.2gでほぼ96.8~97.3m/s位で普通に痛いです。

基本ダットサイトなのでどの距離までダット通りに飛ぶかが勝負です。結果から言いますと30~35m辺りがホップの頂点で気持ち弾道が浮くのですがダットなら気にならない程度に何とか収まりました。20mから45mまではほぼダット通りに命中です。指きりバーストで撃った弾が「カカカカン!」と缶に当たります。その程度の距離では横風以外で狙点の変更は必要ないです。この銃でまた狩られるんだなぁと複雑な心境でした・・・・ってかこんなのに狙われたらたまらんですよ、サイクルは秒20発程度ですけどおいらのM14より全然フラットに飛ぶんだもん(汗

Photo_3つーわけで、パカ山コンプリートの証である「痛いシール(自作)」を貼って完成です。明日納品します。

 

ところでその試射後に813Sさんから電話がありました。何でもSR-16がピスクラで原因不明だとか。
気になるのでご自宅にお邪魔して一緒に修理して事なきを得ました。
そんでSR-16の作動確認ついでにこのAKも撃ってみたのですが(そこでは家の前の林に空き缶を吊ってあり、それを撃つのですが)・・・・・このAKで撃った弾は林を貫通しその先の民家を直撃してしまいました。
はい、怒られました。ご迷惑をおかけしてすいません。

 

ところで何でおととい完成した銃を今日撃ったのかと言いますと、おとといは家のパソコンをチェックしてもらったお礼に別の方のVSR-10を一本芯出ししてました。
結果室内5mの集弾は1cm以下・・・っていうかワンホールなのでよく分かりません。長距離ではどうなのかは分かんないですけど。
しかしまぁ銃ってやつはバレルを曲げない事が全ての基本なのですが、それが一番難しいですね。

それは良いとして、明日は飲み会です。このAKの所有者さんもいらっしゃいます。気に入って貰えるかなぁ。

 

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2008年8月11日 (月)

8月定例ゲーム

Photo8月定例はやや曇りがちな空に助けられ、昨年のような地獄のような暑さではなかったのであるが、皆さんパカ山のカメラには写りたくない様なのである。

こうなったら意地でも追いかけて恥ずかしい写真を撮ってやるのである。

 

Photo_3 わらしべA氏は川の窪地を目指してダッシュ。

  

Photo_4 一方813S氏は岩場を目指してダッシュ。

 

Photo_5 そのまま岩に張り付くと「オリャー、オレは浪速の暴れん坊じゃ!」とばかりに射撃を開始し早くも敵を討ち取った様である。

 

Photo_6その射撃に守られて、わらしべA氏は配置に就き、ここに迎撃体制は整ったのである。
ふと気付いたらおいらは戦力外状態ではないか!そしてこの写真を最後に

1発も撃たないで

射殺されたのであった。恥ずかしいのは寧ろおいらではないか。案の定この日は終日ダメダメだったのであった。

 

700 ここでパカ山は米兵をハケーンした。怪しい人を見つけたら持ち物検査に限るのである。

 

700_2 全ての武器をチェックするのである。
そんで参りましたなのである。
こうして意気投合した米兵とパカ山はセーフティーの治安維持に乗り出したのである。

 

700_3 ムムム、どっからどう見ても怪しい輩を早速ハケーンしたのである。セーフティーとはいえ必ずしも安全とは限らないのである。
こういう人間は銃にプリ○ュアのシールを貼ったり、書き込みの末尾に「ヨロチ○コ」とか書いたりするパカ山並に痛い人間に違いないのである。

 

Photo_7 こんな所にコンシールドキャリーが!
どんなに小さな道具でも我々二人の目はごまかせないのである。まさか本来の目的以外に使用しているのではあるまいな!

 

Photo_8 おのれ抵抗するか!

 

Photo_9 しかし間一髪、周囲の善良なる市民の皆様の協力で取り押さえる事が出来たのである。ありがとう、皆さん!

 

700_4 こうしてフィールドの風紀は守られたのであった。

 

Photo_10 激しい暑さで誰もがへばり始めた頃、とっても元気な人達をハケーンした。
あ、あれは、伝説の「エ○い三連星」である!
「ワンワンのポーズで○△#★$・・・」とか真の勇者の珠玉の言葉にパカ山はしばし耳を傾けたのである。
(プライバシー保護のため一部画像に修正を加えています)

 

Photo_11 この指のサインは何を意味するのだろうか?三連星のこれからの活躍にはパカ山も大いに注目して行きたいのである。

 

・・・というわけで、参加された皆様お疲れ様でした。また遊んでください。

 

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2008年8月 4日 (月)

APSカップ参加 その2

「お客さん、終点ですよ」

爆睡し新幹線の車掌に起こされた私は荷物を抱えると山手線で上野に出た。
疲労と寝不足は頂点に達していた様で、アリナミンVを一気に飲み干し「シュワちゃん、りえちゃん、だいじょうブ~イ!」と呟いた私は、この場所から出る夜行列車で青森へ帰る人の群れに思いをはせた(いつの時代やねん)。今寝れば明日の朝まで起きない自信がある。

ここからなら銀座線で3駅で目的地である。でも何となく地上が見たくてタクシーに乗ってしまった。初乗りも高くなってるし禁煙車なのね。上野の西郷さんの足元のショッピングセンターもがらんどうだし、世の中は変わっていくんだなぁ。
で、浅草へはあっという間に到着。腰の辺りが浮いているような緊張感が高まるのを感じながら会場入りを果たしたのだった。

 

Photo 会場入口。すげー人の数。おなか痛くなってきた。
う○こを我慢しながらまずは受付を済ませる・・・と、何か見た事がある人達を発見した。モケイパドックの皆様である。
その行く先を見ると・・・・・灰皿?喫煙所ハケーン!!
以後モケイパドックの皆様と行動を共にし、お蔭で滞りなく手続きを済ませる事が出来たのであった。
(本当にお世話になりました。ありがとうございました)

 

Photo_4 これは「銃検」の場所。
弾速のチェック等を行い規定に合格したら合格シールを貼ってもらえる。以後は部品の取り外し等は一切禁止である。
その隣は試射場。いつも行列になっていた。

 
 

Photo_5 マスターバッジが展示してあった。競技の得点に応じて配布される名誉あるバッジである。
最高位の「グランドマスター」はスコープが使用出来るフリー部門の場合200点満点で195点以上で与えられるが、ライフルクラスでそれを達成した選手は未だ嘗て一人として存在していないのである。

 

Photo_6 かくて競技開始。静かなる熱い戦いが始まった。
おいらの緊張は高まり、思わずトイレに座ってしまう程であった。

かくて私の順番が回って来たのである。

 
 

Photo_7 私の第一競技は大本命の「プレート射撃」であった。
動く標的と撃ち返してくる標的が大の苦手である私は無防備に停止している標的が専門のチキン野郎なのだ。
しかも私の場合は銃のゼロイン(というより着弾点の観測)もここで行わなければならないのだ。

まずは第一射。着弾予想地点のTR-Xのドット1つ下から2つ下までがプレートに収まる様に狙って発射すると、丁度その中間に命中した。ドット一つ半、気持ち上寄りが着弾点の様だ。以後はそれを再現するのみ。緊張で震える両足が銃を揺らす中第二射を発射。

ガク引きだよ、ママン!

HK33Kの重いトリガーには特に気を遣う。それが緊張の余り銃の挙動にばかり気を取られ普通にポンと引いてしまったのだ!非常にまずい状況である。

第三射は命中。しかし続く第四射は手応えが無かった。
不審に思いつつ第五射も手応え無し。まさかと思いジャッジの方を振り返ると「弾出てませんね」と言われた。給弾不良である。後にも先にも唯一の給弾不良がここで出たのである。当然ドライファイヤもミスショットにカウントされるため「ハズレ」となる。私はマガジンを一度抜き弾が上がっているのを目視し、ゼンマイをよく巻いて装填した。
そしてジャマーの中のターゲットに狙いを定めて発射し命中。次の目標をレティクルに捉えた所で「競技終了です」のアナウンスが流れた。そう、時間切れである。

たった3枚命中で前半が終わった。そして私の夏も終わったのだった・・・・。

「チクショー、次は全弾当ててやる!」気持ちが昂ぶると同時に両足の震えがますます大きくなる。当てたいと思えば思うほど、勝ちたいと思えば思うほど、自分を見失い、それが肉体にも影響を与える。そして後半、第一射を外した・・・・・。
その瞬間私の頭の中のネジが飛んだ。次のプレートをレティクルに捉えるとセミオート連射を始めたのだ。パキーン、パキーン、スカッ!・・・・・リズムに乗ってしまい三発目は狙点の中心に入らないまま発射してしまった。当然ハズレ。既に完全に自分を見失ってしまっていた。少しは落ち着けパカ山!

少し気持ちを落ち着かせ続く的に命中弾を叩き込むと更にジャマー内の3つのターゲットを大きいほうから順に撃つ。
一つ目命中。二つ目上にズレてハズレ。しかしジャマーが倒れなかったため最後の的も撃てる。必死に心を落ち着けタテ4cm、ヨコ3cmの最後の的を慎重に狙って撃ち命中。60点満点中29点という散々な得点で第一競技は終了した。
 

Photo_8 この時の心境はとても表現出来るものではなかった。何故なら、落胆とか悔しさとかそんな気持ちに加えて「楽しい」という気持ちが芽生え始めていたからである。
一番の敵は自分のメタボなメンタルな部分だったのだ。「これがスポーツというものなのか」そういう思いを強く持った私は、年齢を重ねる度にタレ目が進んでいる事実もあまり気にしていなかったのであった。

Photo_9 続く競技は「ムーバー」である。秒速20cmで横に走る的を5秒以内に一発で倒す競技である。
順番待ちをしながら狙点を計算していたが、幾分緊張も解けて来た様だった。それもその筈、そもそもこの競技は自信がない。練習のしようもなかったし。

 
 

Photo_11 で、スタート。
私の実測では目標にBB弾が到達するまでが約0.17秒前後なので、トリガーを引く時間も含めると4cm程のリードで中心に当たる筈である。
従って先に目標の未来位置に銃を構えておき、目標が狙点から4cmに来た瞬間に発射する事にした。
こういう時に頼りになるのがTR-Xコマンダーである。5倍時の1ドットが5cmなので、1ドット下をムーバーのレールギリに合わせ、標的の中心が横1ドットを過ぎた瞬間に発射すれば良いはずなのだ。
 

 

Photo_12 ・・・・がはずした。
問題はトリガーを引くタイミングで、トンと引いて当たるわけがない。かといってゆっくり過ぎるとタイミングがズレる。難しい。
しかし数発目でコツを得てきた。当たりだすと連打である。

 

Photo_13 前半終了。10発中5発命中。後半はもっと当てられそうな予感・・・・っていうか何より楽しィー!
少し心に余裕が出てきたので次は当てまくってやるとかそんな事を考える余裕が出てきた。
その甘さは足をすくってくるとも知らずに・・・・。

 
 

Photo_14 それ行ったるでー!

・・・・・・トリガーのタイミングに難儀して玉砕。
結果は10発中4発命中である。
悪くなってどうするんだパカ山!
そう簡単にマスター出来るほど競技というものは甘くないと思い知らされた。

ここでヤギシタさんと合流。そしてお昼休みに突入した。
ここまで得点が半分も行っていないため、最早緊張の二文字は(悪い意味で)失われていた。

Photo_15そして最終競技の「ブルズアイ」に突入した。
集弾命のパカ山はこれに賭けていたと言っても過言ではない。しかし銃の集弾は満点を取れる状態ではないし、何より殆ど練習が出来ていないため、私には川村かおりの「神様が降りてくる夜」を頭の中で反復するしか手がなかった。

 
 

Photo_16 立射って本当に難しい。
恐くてなかなかトリガーを引けない。
恐る恐る撃った第一射は左にそれて5点圏。
続く第二射は同じく左に8点圏。
狙点を5mm右にずらして第三射でやっと10点圏。
第四射は狙い過ぎて右に8点圏。
第五射は下に落ちて5点圏だった。

Photo_17 標的二枚目。
先と同じく10点圏に1発、8点圏に2発、5点圏に2発で36点である。銃の集弾性と私の腕ではこれが限界。
ブルズアイの合計は72点だった。これで全競技終了である。
全種目の合計点は119点。フリー部門では107名中66位、総合127名中76位という平々凡々な結果で終了した。

Photo_18 表彰風景。
今回のトップは182点。そこからほぼ1点刻みで6位までが表彰の対象となる。
表彰台と自分との間に大きな壁を感じた。
勝負に欲が出るほど、そして努力を重ねるほど、失敗を恐れる気持ちが大きくなる。精神面が強くなければあの位置には立てないのだろう。仮に彼らの銃を借りて競技に臨む事が出来たとしても今の自分には決して同じ結果は出せないという事を思い知った。
そして負け惜しみに聞こえるかも知れないが、楽しかった。
そしてまた出たいという気持ちになる。

来年も出来れば出場したいと思う。
そしてリベンジを果たしたい・・・・・HK33Kで(爆

Photo_19 そんで今年はこんなのを貰いました。
「マークスマン」のバッジです。

最後に会場でお世話になった皆様、応援して下さった皆様、ありがとうございました。そして玉砕してすいません。

 
 

その後のパカ山は久しぶりに再会した戦友と秋葉を徘徊し、19時半の「こだま」にて帰路に就くも爆睡。目が覚めたのは京都でした。既に上り電車は終了していたためネットカフェで一泊し、愛知へ帰ったのは翌日。随分長い旅になりましたとさw

 
 

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2008年8月 3日 (日)

APSカップ参加 その1

それはAPSカップ本選の二日前の事。日増しに集弾が悪化するHK33Kに業を煮やした私は、ホップチャンバーユニットを丸々○イの物に交換しようかと本気で考えていた。
それ位当たらないのだ。しかもますます酷くなる。HK33Kでの出場を決めた時点からそれ相応の苦労があることは覚悟していたが、ここまで悪化してしまうと私の技術ではダメなのかと弱気になってしまう。

実はフロント周りのカスタムが完成した2週間前の時点で、私のHK33Kの集弾は10mで約20~25mmをクリアしていた。バイポッド射撃ならブルズアイターゲットに5発50点(3×)に纏まるまでに至っていたのである。しかし前述の如く多発する給弾不良により5発撃つのに7~8回はコッキングする有様で、そのため本選までの残り僅かな時間は多弾マグの作成等に忙殺されていた。

そしてその多弾マグが完成し、いよいよ立射の練習を始めたところで、全く予想だにしなかった極めて重大な問題が発生した。

当たらないのである。

いや正確には最初は当たった。
屋外で達人くんを次々に血祭りに上げ、更に倒れた達人くんの足に当てまくった。
私は大いに満足し、残すは無風でのゼロインのみ(勿論練習が一番だけど)とほくそえんだものである。

かくて813Sさんの協力のもと、無風でのゼロインを始めた。
的撃ちしながら散布界の中心を探っていると・・・・・、探っていると・・・・・、探っているんだけど・・・・・心なしか散布界が広がっていくのは気のせい?
上下のバラつきが撃つ度に記録更新していく感じである。自作したホップレバーのガタであろうか?

その後数日に渡って悪あがきをしたものの全て空振り。むしろ悪化。
そして競技二日前になって冒頭の考えに至ったのである。一日で大改造を行わなければならない。徹夜必至の状況に違いない・・・ってか本番までに終わるのか?

試射から帰宅後早速分解してみる。そういえば純正ホップパッキンの材質とか仕上げはどうなのよと思った。バレルからパッキンを外して裏返してみると・・・・、裏返してみると・・・・・、裏返してみると・・・・・?

破けてんじゃん、パッキン!

多分PDIのバレルのホップ窓のエッジにやられ、日増しに傷が広がり、遂に穴が貫通したのだろうか?突起の前面は左右に完全に裂け、更にコの字に切れそうな感じに深い筋が刻まれていた。

原因が分かれば何とかなる・・・・かも?
ホップパッキンを上下逆さにしてリカバリ終了。明日が最後の試射だけど何とか間に合ったなと、額の汗を拭いホッと胸をなでおろした。
徹夜作業が回避できて良かったなぁと心に萌えを注入するためにマクロスFをリアルタイムで鑑賞した。実は夜更かしが大好きなパカ山なのであった。

結局練習は殆ど出来なかったのでムーバーは全滅だろうけどブルズアイとプレートで頑張ろうと思った。うん、そうしよう、そうしよう。パカ山は集弾が命だもんね。
晴れ晴れとした気持ちでその夜は床に就いた。

翌日は競技前日。最後の試射である。

「照準がいちいち狂ってる!」

「当たらない、バルカンの銃身がずれているのか?」

とうとう標的の台紙からもはみ出す有様になってしまった(滝汗
○イの電動ガンの箱出しにも劣るだろう。

試射場を提供して下さった813Sさんも連日汗だくで付き合って下さいました。
試射用のグラマスはゲーム仲間が寄付して下さいました。
その98年とか16年とか書いてあるグラマスを今の私は浪費しているに過ぎない!
神様、ボクは何か天に唾する行為を行ったのでせうか。

帰宅後食事もそこそこに検証作業を開始した。

この夜が明けたら、私は東京へ旅立つのだなぁ・・・・。
バラバラのHK33Kを調整しながら時計を見ると日付が既に変わっている。
夏休み最後の日の小学生じゃあるまいし。
ベランダに10m試射場を作りそこで試射をしながら銃の調整を続けた。
蚊は0型の血液を好むそうだ。私は虫のメスには好かれるらしい。

ふと気付いた。バイポッド射撃よりも座射の方が集弾が良いのである。
もしかしてバレルがよれてる?
もうそこしか考えられない。フロント周りを調べてみる。

ビンゴ!

フロント周りの調整がズレて、アウターバレルの精度不足の影響が逃げていない。
完璧な調整は時間的に無理だが悪影響を極小する事は残りの時間でも出来る。とにかく急いで加工するしかない。

Photo左の写真が加工後の試射(座射)である。
満足出来る数値ではないものの漸く元のレベルに近くなった。狙点のズレは風の影響もあるので、或いは無風ではもう少し纏まるかもしれない(あくまで『かも』ね)。

時間は午前3時45分。出発の準備を慌しく終えるとシャワーを浴び、早めの朝食を摂り、朝5時30分に家を出た。

まさにギリギリであった。

 
 

ところで今回の競技では今までと全く違う事が一つだけある。
それは菰田さんと一緒ではない事である。私は実は寂しがり屋なのである。

銃に爆弾を抱えている状態でもあるのでフロント周りをぶつけたりしない様に細心の注意を払いながら駅までの道を歩いた。

「1点でも多く取りたい!」

これまでの努力や周囲から頂いた沢山の協力や激励を思うと身が引き締まる思いだった。

 

つづく!

 

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