連日の試射
M14用Φノズルの検証試験の為、本日も試射を行いました。使用弾はSⅡS0.2gバイオ緑弾を中心に、0.25gバイオとセミバイオ、そしてクリーンヒッターBB弾を使用しています。
連日の試射は一週間以上に及びました。
僅かな風、それも体に感じるギリギリの風ですら弾道を乱します。
出来うる限り客観的なデータを取るべく本日は自宅から片道30kmある岡崎市の屋内レンジ15mを中心に、インドアフィールドをフルに使って距離を稼いだ試射をしました。
屋内とは言え、人の動き、隙間風、ドアの開閉等が弾道を乱します。それも屋内の場合は風が渦を巻くので予想が難しいです。
私は屋外での試射歴が長いものですから、屋外の風が一方向に定まった時に見越し射撃する方がむしろ集弾が良い場合もあります。
これまでに3種類のM14用試作Φノズルを試射しました。
最初に試射したのはほぼ製品版に近い試作品として工場に外注した物で、続いて試射したものはそれを更に延長加工したものです。
結果から言いますと性能に差はなく、しかも延長加工したものは作動の安定性を得るために相応の組み込み技術を要します。恐らく製品の評判を下げてしまうでしょう。
あと2回程みっちり試射すれば量産開始を工場に伝えられると思います。
M14はインナーバレルが長い機種です。
Φノズルは内径を絞る効果がありますのでロングバレルでは高効率になり初速が上がり、水平に近い飛距離も伸ばす事が出来ます。勿論そういう方向にカスタムすればですが・・・。
私のM14はショートバレル化しました。初速以上に飛ぶいわゆる流速チューンです。アウターはフルサイズでインナーは202mmで調整してみました。
初速は85m/s程ですが、0.25gバイオ弾で45m先の4L缶までほぼフラットに飛びます。実際撃ってみた人は10倍スコープの中の弾道を見て驚いてくれますが、ブログの記事を読んだだけでは眉唾に思われるのがオチでしょうね。
そんで「眉唾」・・・・こういう言葉を書いてしまうのは悩んでいるからです。
近頃某匿名掲示板でΦノズルが随分と叩かれていました。
普段私はそういう掲示板は見ていないのですが友人が教えてくれまして。
そこで実際見てみますと、これまでがずっと好評だっただけに正直へこみました。
叩いてる人にとってはそれが真実なのでしょう。
そして実はΦノズルの絶版まで考えました。
しかし今は絶版は考えていません。何より支持して下さっている方が沢山いらっしゃいますので。
M14用ノズルのリリースについてもメール等でご要望を多数頂きました。
そうですよね、流速を上げられるノズルって最近の機種に対応した物が無いんですよね。
Φノズル、頑張って作ります。
次世代M4用も作れる様に次世代M4は予約買いします(これは自分の楽しみもありますねw)
・・・で悩み(というかむしろ鬱)はしばらく続きそうです。
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