次世代M4スナコン仕様
みなさんこんにちは、いつもハッピー、パカさんこと自転車大好きパカ山です♪
今回はΦノズル次世代M4を使って室内精密射撃対応のカスタムをやってみます。このカスタムは東京幡ヶ谷にあるターゲット1新宿店さんで開催されるスナイパーコンテスト(以下スナコン)に参戦するのが目的です。
このスナコンは射距離20mと10mが混在し、固定目標だけではなく、3.5秒で消える標的、上下左右に動きまくる標的、動きまくる上に3.5秒で消える標的、円の外周の薄皮を狙う競技、10m先に転がるBB弾を狙うことにほぼ等しい競技、跳弾をコントロールする必要がある競技等々、電子ターゲットの利点を活かしたステージやスタッフさんたちの創意と熱意あふれる標的を使ったステージ等、正気じゃない・・・いや高難度な競技が全11ステージもあります(笑)。
銃も、腕も、メンタルもかなりのレベルが必要です!
では早速いきまーす♪ 今回のカスタムはとにかく「高精度」を目指します。
まずはノズル! Φノズル次世代M4を使います!
個人的な見解ですが、良いノズルだと思いますよ(爆
そしてノズルコントロールのためにキットボーイさんのFETスイッチ「スリム・ステップ3」 を使ってみます。
ノズルにはスパッと前進して欲しいのでタペットプレートの黄色で示した部分をカットしました。
最近のマルイさんの銃って、ノズルが前進を完了するのは発射直前ギリギリですよね。
おまけでピストンヘッドにはソルボセインを貼って、傷まない様にウレタンブッシュをゼリー状瞬着で貼ってみました。→M14の写真で恐縮ですがこんな感じです。
メカボックス内部はこれで終了です。
他はすべてノーマルのまま。グリスすら換えていません。
インナーバレルはサバゲフィールドで何度も分解しているうちに曲げてしまったらしく、仕方なく交換しました。
PDIの05バレル247mmです。バレルは短めの方が精密射撃には向くと思っています。ノーマルよりも短いので初速は多少下がりますが、元々初速が高めの次世代M4ですからサバゲで使用してみても遜色ないです。
銅箔テープを使用した「テープガイドバレル」です!
懐かしい作業でしたw
ホップチャンバーやチャンバーパッキンもノーマルのままですが、押しゴム部分にはSCPを装着しています。削り出しで精度の高い製品で、個人的には定番の組み合わせです!
二脚を装着したいのでFF-RASを装着。FETユニットとバッテリーを収納するために固定ストック化しました。
バッテリーケース外付けでも良かったんですけどここらへんは好みですw
右はロングレンジチャレンジで優勝した従来型電動ガンカスタムのSR-16で、左が今回の次世代M4カスタムです。
果たしてスナコンで通用するのか?
競技結果は次回更新予定!
乞うご期待!
・・・ほんまやwww
・・・もう書いちゃうかw
スナコン第一競技、固定目標大好きパカ山。目標をセンターに入れてスイッチ!
第一射、8点。
第二射、9点。
第三射、10点!
第四射、10点!
第五射、10点!
第一競技は一位!
・・・が、早くも運を使い切ったらしいwww
結構「運」ってありますよね。
BB弾の誤差とか色々。
たまたまフライヤーが出たり、逆に運が良くてたまたま当たったり。
本当に時の運です。全11ステージ。このステージの多さが運の要素を薄めてくれます。そして順位からのポイント制。これが大会ごとのコンディションの差を無くし、ポイントに普遍性を加えてくれます。考えられてるなぁと感心しきり。
・・・でも当たると気持ちいいwww(運でもなんでも気持ちいいwww)
しかしまだ10ステージも残っていますよ! 不肖パカ山、フライヤーさんこんにちはとか、苦手な立射でほぼ最下位を取ったりとか、あれやこれやで順当に順位を下げていくのでありました。
そんで最終的に6位/18人。ほほう。
シューターとしての腕に難ありな割には、初参戦6位って健闘した方じゃないかなって思うんですがどうですか??? どうですか???
個人的には第一ステージで一位、第10ステージで二位を取れて嬉しかったです。つーか、どちらも腕が関係しない競技ですね・・・orz そんで立射17位w・・・ダメだこの人w
だけど「銃は良かった」と思うのですがいかがでしょうか? 電動ガンでこの結果! パカ山の腕はこの際置いておくとして(w)、次世代M4Φノズルカスタムの製作は大成功ってことでひとつw
絶賛発売中です!
どうぞ宜しくお願いします!!
以上パカ山クラフトの宣伝で締めさせて頂きました!
ではではまた!
長いノズルの内容積が大きいと圧縮を稼げませんので、シリンダーヘッドを絞ることで圧縮を稼ぎ、そこで得られた流速を絞ったノズルで維持するわけです。
ところで次世代M4の弾道がまるでボルトの様にフワフワとした素直なのは私の妄想では長いノズルもバレル長にカウント出来るからだと思っています。フルサイズシリンダーを使っている事も「ロングバレルで流速デチューン」を目指した物と見ています。
従ってその特性を活かすならば、ノズルやシリンダーやスプリングはそのままでシリンダーヘッドを内径3.8Φに絞ってやれば初速が1m程度上昇する可能性があります。
それならば軽い弾との相性も良くメカボの負担も増えないので、長くノーメンテで楽しめる仕様になるのではないでしょうか。
で、質問ですが、何でヘッド内径を絞って初速が増すのでしょうか?
・・・・いや、増すかどうか実験はまだなんですが(汗。
・・・てかその前に次世代M4に飽きてしまって手放してしまったのですが(滝汗
答えは、インナーバレル内は1気圧の空気で満たされてるので、長いバレル長ではその空気が大きな抵抗となって初速に与える影響が非常に大きいからです。
シリンダーヘッドで一度加速されたエアは、BB弾の前進よりも速くバレル内を進んで、しかしインナーバレル内のエアに減速されます。その過程でインナーバ レル内のエアに流れを作り、尚且つ減速されて発射されたBB弾をあおりません。フワフワとした、そして意外と初速のお蔭で飛ぶ弾道になります(いや、なる はずですw)。
ノズル出口のテーパーですが、流速チューンの目的はエアがBB弾を追い越す事ですから、パワー伝達効率云々の目に見えた効果は出にくいと思います。それよりもホップパッキン通過時の加速度が一定しにくくなり、結果上下のバラつきにつながるかも知れません。
そして流損は単なるエネルギーの損失ですのでムダでしかありません。
勿論私の妄想ですが(笑
Φノズルのブリッジ部分はエッジを0.3mm程面取りしただけでも特に吸気側での効果が大きいです。分かりやすい現象としては給弾の安定として現れます。
投稿: パカ山 | 2009年3月 6日 (金) 19時14分