ガンプラ本
先月のモデルグラフィックスに触れられているのを見てから気になっていたこの本を買いました。
定価1800円もするのね。
もち中古640円で買いましたけど。
アマゾンの評では賛否両極端でしたけどおいらには面白かったです。一気に読みました。
この本はバンダイが模型に本腰を入れ始めた経緯から、スーパーカーブームに乗り遅れたり、ヤマトの模型も不発だったりの紆余曲折や、しかし数年後のヤマトブームで業績を好転させ、遂には打ち切りが決まったガンダムの版権を入手してプラモ化するお話です。
具体的なキットの紹介は殆どなく舞台裏の紹介に終始した本です。
だから面白かった!
おいらもガンプラブーム直撃のオサーンです。
300円ガンダムはビームサーベルが2本しかない頃に買いましたし、以後もガンプラは意地になって買い漁りました。
コミックボンボンも創刊号から買ってたりします。ボンボン創刊直前には同じ講談社のテレビマガジンがこれでもかってくらいPRしてたのを思い出します。
ガンダムの初回放送は思い出深いです。
雑誌記事では全然イケてないメカに思えたのに、いざ動いているのを見るとなんか違うんですよ、緊迫感が。もう頭の中ガンダムだらけ。
ノートに絵をかくんだけどザクのスカートの形がよく分からない。なので大百科本を買う。
学校では早々に「ガンダムキ○ガイ」と渾名されました。
当時まだ同志は殆どおらず、放送終了が近付くと友人は「これでお前のキ○ガイも治るな」とか言ってました・・・・ってみんな見てんじゃん結局。
でもね、一つ驚いたことがあります。
あんなに濃密に関わったおいらにとってのガンプラブームってたったの1年半の期間でしかなかったんですよ。以後はザブングル、ダンバイン、マクロスとプラモを作り倒しましたけど、そこでアニメのプラモは終了。トータルでも3年間。たったそれだけ。
いや、子供には充分ですか、それだけあれば?
ヤマトのメカコレ入れたら4年間ですもんね。消防の殆どがアニメのメカプラモに費やされたってことですか。
その後のエルガイム、ゼータ、ダブルゼータ等々は全く興味なし。ちらっと見ておいらの見るもんじゃないと思いました。っていうか特撮一直線?
大学生って暇ですよね。Vガンダム見てました。
そんで1/60のV2とか買って未だに積んでます。
ゼータ以降のアニメも見始めました。バイトで稼いで(まだオタクが上陸する前の)秋葉でハイファイビデオを買って、友人に借りたビデオでアニメ見まくり。
いやアニメに限らず映画を三日で14本とか。
一週間レンタルで三本借りて、でも当日に返してまた三本借りるのー。
何の話か分からなくなってきましたけど、えっと、そうそう、あのガンプラブームって2年間くらいなんですってね、一般的にも。
やっぱ「キャラ物だけにキワモノ」ってことですか?
「でも何だったんだろう、あのブームって?」そういう疑問が沸いてきました。
「エヴァ」も凄いブームになりましたよね。社会人だったけど毎週録画して見て、
「次の放送までに4回は見れる」なんて友人と話してたくらい。
そう、あれも短かったんですね、そういえば。
そんで本題に戻すとですね思ったんですよ。
おいらは果たしてプラモが好きなのかって。
よくよく考えてみると好きじゃないのかも。・・・・ってか嫌い?
理由1・・・・めんどう
理由2・・・・こわれる
理由3・・・・くさい
でも買っちゃう。積んじゃう。ため込んじゃう。
・・・・・何でなんでしょう?
小さい頃、そうね、闘志ゴーディアンなんか見てた頃、プラモは超合金の代用品でしかなかったです。これは間違いないです。
でも代用品にしては余りにショボかったんですよね。だから不満。だからいじる。
少し技術が付くと多少は代用品に値する物になってきた感じ。
もっとうまくなれば超合金以上の物になる(はず)。ならなかったけど。
でも別の何かになった気がする。
だからいじるとこがないMGはプラモである必然を感じないのかもしれない。
だけど「廉価版のおもちゃ」としての理想形にも思えます。
・・・・まとまりそうもないのでこの辺にしときます。
プラモを買い続けてきた理由が分かりません。
でもきっと買って行くと思います。
最近のコメント