普通免許一発試験(第一部完)
こんばんは、パカ山です。
意外と好評を頂きましたこのシリーズも今回が一応の完結と相成ります。
というのも・・・・・
とった!とったよ!
バイク失効以来、12年ぶりの免許だよ。
しかもはじめての「タイヤ四つ」のマシーンだよ!
パカ山35歳にしてとうとう取得してしまいました。
それでは最後の取得時講習についてです。
・・・って言っても、受けたら終わりです。もう落される事はありません。そういう気楽さはあるのですが、「受けて良かった」と思えた講習でした。
初日は3時間の「応急救護処置講習」です。
パカ山は以前「虚血性心疾患」のお年寄りが倒れるところに遭遇し、全くの素人ながら心肺蘇生を試み、そして救えなかった経験があります。
野次馬ばかりが群がり手伝ってくれたのはたった一人。救急隊員が来るまで心臓マッサージと人工呼吸を5対1で続けました。5対1でやったのは小学生の時見たドラマがそうだったからです。
救急隊に引継ぐ時、連絡先を聞かれたので名刺を渡しましたが、数日後かかってきた電話は奥様からで、「葬儀も終わって落ち着いたのでお礼を言いたかった」というものでした。
講師にその話をすると、「正直言って助からない場合が殆どです。だけどゼロではない。助かる場合もある。その為のものです」と言われました。何だか救われた気がしました。
1時間目の座学の後、2時間目は人形を使っての実践を行い、3時間目はそれらの一連の動作を行なってから、「止血法」と「AED」の操作を学びました。道具も進化しています。勉強になりました。
翌日は運転を中心とした講習です。
まず地図を渡され目的地まで自由なコースで運転を行ないます。目的地に着いたら他の講習生と運転を交代し、自動車学校まで戻ります。その間、他の講習生の運転で気付いた事をメモします。
自動車学校に戻ると、相談室にて、それぞれ自分の運転を反省し、且つ同乗者の運転で良かった点や改善点を指摘しあいます。講師のツッコミが鋭く、非常に参考になりました。
例えば運転の時に講師に「そろそろ安全な場所で止めてください」と言われて車を止めて運転を交代したのですが、改めてその時の状況について「あなたが駐車した場所は次の図のうちどれに当たりますか?」と図を見せられました。おいらが番号で答えると、「その場合の駐車方法はどうなりますか? 75cm以上取れる場所でしたか?」などと鋭く指摘されました。
次に「危険予測ディスカッション」に入り、「本試験のイラスト問題のような写真」を見て予想される危険を指摘しあいます。コレがよく出来ていて、一本取られることも度々でした。うまく正解するとなかなか気持ちイイです。・・・てか、ホントは全部当てて当たり前か。
それが終了するとお待ちかね「高速教習」です。もうすっかり日も陰り、インター手前に着いた頃にはライト全開です。そこから運転を代わり、ETCレーンから東名に乗りました。怖かったです。それだけです。次のインターで下りて、講習終了。自動車学校に戻り「修了証」を受け取りました。
講習の代金は初日の「応急救護処置講習」が3,800円、
二日目の「普通車講習」が9,800円でした。結構します。
初日に一括で支払いました。そしてこれで全てオシマイ。
昨日その「修了証」と「仮免」と「印鑑」を持って免許センターへ行きました。
9時半に受付開始で、交付は11時。そうして晴れて免許の交付を受けました。
交付の代金は1,650円。ついでに「交通安全のため任意で協力金として1,000円を・・・」とか言われましたが、家内に貰った2千円しかポケットに無かったのでそんなの払えませんでした。払う気もあんまりなかったりします。
これでこの記事もひとまずおしまいです。
大型や二種の予定は今のところないので、
「免許とりあげられました! 再取得への道」
・・・・・という形での連載再開だけは避けたいと思います。
それでは。
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