数々の戦闘で疲弊した我々は味方の拠点内に待機していた。新たな命令を受け取る為である。しかしそこでも小芝居が始まってしまったのであった。
「SGTヨロク、あんたに物を頼むのは初めてだ。あのヘリに乗せてくれないか?」
「ダメだフランツ、今は一人でも多く欲しいからな」
「ヨロク、今回は何か嫌な予感がするんだ、なぁ頼むよ」
「フランツ、人間はみんないつか死ぬんだ」
「チクショー、もう動かないからな!ムキー!」
「オナーニ、弾薬箱の中にいたムカデを持って来い!」
「え?」
「あの赤黒のでっかいヤツだ。ズボンに突っ込んでやる!」
「イエッサー・・・」
「わかったよ!行くよ!行きゃいいんだろ!」
そう言って顔を伏せたフランツ軍曹の股間には光るものが溢れていた。
そして我々は新たな任務に出発したのである。
ACT.2 ワルノーリの奇行
我々が受け取った命令は実にシンプルな物だった。
「ォメコン川の上流までLT NASHを送り届ける事」それが作戦の全てである。しかしそれは国境を越えるという事を意味していた。
LT NASHが重い口を開いた。「まずはこれを聞いてくれ」
テープからホーク大佐の声が聞こえてくる。
「カタツムリが・・・・カミソリの上を・・・這って行く・・・、節約で・・・発泡酒を買って・・・その分余計に飲む・・・・、安いからと組みのドリルを買ったら・・・使う歯はいつも同じ・・・・、物欲を抑える事などムリだ・・・、嘘が・・嘘が・・・憎い・・・・」
「俺の目的はホーク大佐を倒す事だ。彼は米軍士官だったがナイスキャラ過ぎた。例の2連FET連続暴走事件も、クルツの初速が上がらない事件も、彼と彼の部下が行った事だ・・・」
「作戦の目的が暗殺?なんてこった!」SGTヨロクが口を開いた。
「・・・平日には友人でも週末には敵になる。マーカーの色の違いだけで同じ人間同士が銃を向け合う・・・・・何て楽しいんだ!」
早速作戦の確認である。
「アンパンマンの顔でいうと、今は左のほっぺだから、右のほっぺに行けばいいんだよね?」
「そうか、なるほど~」
前置きが長くてすいまそん。そういうわけで作戦スタートなわけですわ。
はい、ノーンビリw
で、ホーク大佐の王国の目前に到着。激しい抵抗を受け始めた。
LT NASHも反撃する。
「あんたがやられたら作戦は失敗だ」SGTフランツが援護に入る。
フランツの活躍!
・・・・しかし、この直後、彼は敵弾に倒れたのである。
「オナーニ、来い!」
とんこつスープに背脂が投入された瞬間とでも言おうか?
二人のやる気がBB弾によくからむ。
「ほい、替え玉ふたちょう!」
絶え間ない射撃が敵を沈黙させるのであった!
マジで火がついたSGTヨロク!
この丘を越えればホーク王国である!
しかしそこにはホーク王国の精鋭、パイズ・リー率いる軍団が待ち構えていた!
ドSな射撃がSGTヨロクを襲ったのである。
「メディーック!」
そう叫ぶSGTヨロクだったが、敵の攻撃が激しく誰も近付く事が出来ない!
彼の動きは直に止まってしまった・・・・。
そしてパイズ・リー軍団の攻撃はLT NASHさえも倒してしまったのである。
「作戦は失敗だ!」LTパカヤマが叫ぶと、「後退しますか?」とオナーニが返す。
「まさか!」
撃って撃って撃ちまくる、全弾撃ちつくしこそナムナムの醍醐味なのだ!
しかしプライベート オナーニも敵弾に倒れた。暑さで朦朧とした意識の中でも銃を持ち上げ反撃の意志を示していたが、満足げな笑顔に見えるのは何故だろうか。

この後彼は散々演技して果てたのである。
演技を終えて起き上がるとオーバーキルを喰らいまくった事も追記しておこうw。だが奇跡は起こっていた。彼が被弾直前に放った超テキトーな弾幕がパイズ・リーを倒していたのである!
パイズ・リー、詳細は不明だが日本国籍との噂もあるホーク王国の勇者であった。彼ともマーカーの色が同じだったなら仲間になれたかも知れない・・・。
最後に残ったのはセクシーなおしりが自慢のLTパカヤマだけであった。
今の今まで写真しか撮っていなかったのはお約束である。
試作狙撃銃であるM655で索敵をしながら、ホーク大佐に一矢報いる覚悟であったが、ホーク大佐も早々に被弾して戦場を後にした。
その様子をスコープで見ていたパカヤマは、悔しいので手当たり次第に撃ちまくって果てたのであった。
こうしてォメコン川での戦いは終わりホーク王国は瓦解した。
しかしそれは戦いの終わりではなかった。
我々のワルノーリはその日のゲームが終わるまで続けられたのである!
KYすいません。
遊んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
つーわけで次回、第三回ナムナム祭り開催ケテー!・・・でいいんでしょうか?
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